めまいには種類がある!特徴や原因・対処法を紹介
更年期に伴うめまいの対処法
めまいがつらいときは、まずは耳鼻咽喉科を受診しましょう。耳鼻咽喉科で検査をし、原因が明らかになった後、原因に合わせて治療を受けます。
更年期のめまいは特に治療の必要はなく、症状が起きた時には無理に動かず安静にするのが基本です。急に立ち上がったり振り向いたりすることを避け、ゆっくり動くようにしましょう。
更年期を過ぎれば体の不調は治ってくる傾向にありますが、中には症状が続く人もいます。更年期に伴うめまいがつらい場合、ホルモン補充療法や自律神経調整薬、漢方薬、カルンセリングなどで、症状の軽減を図るのも選択肢の1つです。
緊急性のあるめまいとの違い
めまいの中には、医療処置が必要なタイプもあります。 特に以下のような症状が見られる場合は、脳出血や脳梗塞など、脳の病気を疑います。命にかかわる可能性もゼロではないため、速やかに医療機関を受診する必要があります。
●突然の激しい頭痛
●意識障害
●けいれん
●呂律障害
●からだの動かしづらさ(麻痺)
また、歩行が不安定で倒れてしまったり、まっすぐ歩けない場合は小脳や脳幹に問題がある可能性が考えられます。このような症状が伴う場合も、脳神経内科や脳神経外科への受診が推奨されます。
まとめ
めまいは更年期に伴う症状の1つとして現れる場合があり、生活の質に大きな影響を与えます。
めまいの種類や特徴、対処法を理解し、緊急性のあるめまいと区別できるようになることで、適切な対応が可能になります。生活習慣の見直しやストレス管理を行い、症状の軽減を図りましょう。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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髙橋 マキ
看護師歴28年。認定フェムテックシニアエキスパート。 医療の知識や経験をベースに、正しい知識を普及するためWebライターとして活動中。食と健康の関係にも興味があり、クシマクロビオティックの資格も保有。