野菜ジュースのメリット・デメリットは?上手な活用の仕方
野菜ジュースの活用方法
野菜ジュースばかりに頼りすぎるのはNGですが、忙しいときや野菜不足が気になるときは上手に活用したいものです。どのように活用するとよいか、シーンを3つ紹介します。
朝食にとり入れる
野菜ジュースのカロリーや糖質が気になる場合は、朝食にとり入れてみましょう。朝はエネルギー代謝が活発になる時間帯なので、夜に飲むよりカロリーの心配を減らせます。また朝にとり入れることで脂肪燃焼のスイッチを入れてくれるため、ダイエットをサポートしてくれます。
間食の代わりにする
つい甘いものを食べてしまいがちな間食ですが、野菜ジュースに置きかえてみてはいかがでしょうか。甘いお菓子に比べるとカロリーオフでき、不足しがちな栄養補給にもなります。
お酒を飲む前にとり入れる
お酒を飲む前に野菜ジュースをとり入れてみる方法もあります。野菜ジュースがアルコールの吸収を穏やかにしてくれるため、悪酔い対策に役立ちます。またむくみ対策になるカリウムや、アルコールの代謝の際に必要と考えられているビタミンCを補給できるのもうれしいポイントです。
野菜ジュースの選び方
野菜ジュースは選び方によっても得られるメリットが変わります。野菜ジュースの特徴を知って上手に使い分けてみましょう。
<種類/特徴>
野菜ジュース(野菜汁100%)
・野菜のみで作られる
・カリウムや水溶性食物繊維を補給できる
野菜ジュース(野菜+果物)
・野菜と果物で作られる
・果物の甘みで飲みやすいが糖質は多め
野菜ジュース(糖質オフタイプ)
・糖質の少ない野菜のみで作られる
・糖質やカロリーが控えめ
トマトジュース
・トマトから作られる
・リコピンやβ-カロテンを補給できる
にんじんジュース
・にんじんから作られる
・β-カロテンを補給できる
ダイエット中や、カロリー・糖質が気になる方が野菜ジュースを活用したい場合は、野菜のみで作られているタイプがおすすめです。果物が入っていると、飲みやすさはありますが、やはり糖質が多くカロリーも高めになってしまいます。
カロリーや糖質をさらに控えたい場合は、糖質オフタイプを選んでみましょう。同じ種類でもメーカーにより味わいや風味が変わるため、お好みのものを見つけてみてください。
野菜ジュースは野菜の代わりになるとはいえないものの、メリットを生かして上手に活用したいものです。生の野菜を食べることも忘れずに、自身の健康管理に上手に役立ててください。
【参考・参照】
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2023年08月24日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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