なぜ秋に食欲が増すの?
◆栄養はどこで保存されるの?
食べ物からいただく栄養は、血液にのって全身に届けられますが、ただグルグル巡ってデトックス…という訳ではありません。
例えば肝臓は、栄養の貯蔵庫とも言われるように、分解・合成機能とともに栄養の保管をしてくれています。そして、病気や怪我などで失ってしまった栄養分を必要な時に補ってくれる、とってもかしこい臓器なのです!
他にも、皮下脂肪(脂肪細胞)にも貯蔵する働きがあるので最低限の脂肪分は身体にとって必要なことがわかりますね。
◆食欲と皮下脂肪の関係
脂肪の役割は…保温効果。外気温との微調整というこれまた賢い機能を持っているので、私たちは極端に冷えすぎたり熱くなりすぎたりしないようにできているんですね。
秋に食欲が増す、その意味は…栄養を蓄えるとともに必要な脂肪も増やして、寒さ対策をしているんですね。
野生で生きている動物は冬眠をし、春が来るまで狩猟をしないので、その間命を絶やさないための本能とも言えます。私たちヒトも、自然の摂理として捉えるとストレスにならないのかも知れませんね。
ただし。冬眠もしないし、食べ物も十分にある状況下では、適度な摂取と運動&排泄のリズムを作りましょう!
※脂肪細胞で貯蔵できるのは炭水化物(糖質)と油脂。これらを過剰に摂りすぎると肥満や体調不良を引き起こすこともあるので、要注意!!
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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