ザクロの驚くべき効果効能
今回はザクロについて書いていきます。
ザクロの旬
ザクロの実は8月下旬から流通しはじめ、11月末まで見かけます。国産、海外産のものにかかわらず、9~11月初旬に出回っているものが甘みが強く、程よい酸味があるとされています。
旬の時期に手に入れたものは果汁や果肉をジュース、シロップなどにして楽しめます。
ザクロに含まれる栄養
ザクロに含まれる主な栄養素はビタミン類ではビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、ビタミンCなど。
ミネラル類では、カリウム、亜鉛などを豊富に含んでいます。
また、ザクロの果実を真っ赤にする色素でポリフェノールのアントシアニン、その他のポリフェノールとしてエラグ酸やタンニン、オレイン酸やリノール酸などの脂肪酸、そしてクエン酸などを含んでいます。
ザクロに含まれる成分のうち、特徴的なものの作用は以下のとおりです。
・カリウム
体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。高血圧の予防・改善が期待できます。
・アントシアニン
果実や野菜に広く含まれている色素です。果実や花を赤や青、紫にします。抗酸化作用を持っており、がんや生活習慣病の予防への効果が期待されています。また目の働きを向上させると言われています。
・エラグ酸
植物が含むポリフェノールの一種。アントシアニンと同じく抗酸化作用があります。またメラニンの生成を抑える働きがあり、近年、シミができることを防ぐ美白効果があるとされています。さらにエラグ酸には糖尿病を引き起こすレジスチンの分泌を抑える働きがあり、糖尿病を予防する効果も期待されています。
・タンニン
タンニンもポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。また抗菌効果もあり、古くから整腸や駆虫に用いられてきました。
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