注目の備蓄法!ローリングストックとストック缶詰を上手に使うコツ

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 南海トラフ巨大地震のような災害に備え、どんな食品を備蓄していますか?

 3~5年保存できる非常食を蓄えるのも大切ですが、日常生活の延長でできるローリングストックをすると、備蓄がぐんとラクになります。このローリングストックの方法とメリットについて解説します。

ローリングストックってどんなこと?

 家族の1週間分の食料にあたる缶詰・ゆで時間の短い麺類・フリーズドライのスープ・果物缶・乾物などをストックします。このストックのうち、消費期限が迫ってきたものから定期的に食べ、なくなった商品を買い足していくというサイクルを続けるのがローリングストックです。消費のタイミングは、月に1~2度。たとえば、第一日曜日は備蓄食の日と決めるのもおすすめです。(※1)

普段の生活が防災への備えに!ローリングストックのメリット3つ

1.定期的に消費するので、消費期限切れを防ぐことができる
2.普段食べているものだから、口に合わないということがない
3.ローリングストック食品での食事作りが、災害時の食事づくりの予行演習になる

簡単!おすすめのストック缶詰3つと使いこなしテクニック


 味がしっかりついたさば缶や焼き鳥缶は、さまざまな料理に使うことができます。さらに、ゆであずきや果物などのデザート缶を使ったアレンジも覚えておくと便利です。 災害時にも応用しやすい、缶詰アレンジのヒントは以下のとおりです。

1.さば缶
さば缶1缶と砂糖大さじ1~2を炒り煮にして酢飯にトッピングすれば、丹後地方のちらし寿司風に。大根・白菜・切干し大根などと煮物にするのもおすすめです。
特に、切干し大根とさば缶の煮物は、ストック食材で作れるので災害時にも用意しやすいおかずです。 さば缶は味噌味・しょうゆ味どちらでもOK。汁ごと調理するのがポイントです。

2.焼き鳥缶
炊飯時に焼き鳥缶をプラスすると、炊き込みご飯を作ることができます。食パンに焼き鳥缶・チーズ・ピーマンなどをトッピングしたピザトーストも簡単で作りやすいメニューです。
また、トマト缶と一緒に煮込むと、パスタにもご飯にも合うおかずになります。

3.デザート缶
果物缶を消費するときは、シロップを捨てないようにしましょう。
シロップは、調理をするときの砂糖代わりに使えるからです。災害によって使える水の量が限られている場合、乾燥わかめや切干し大根などの戻し水として使うこともできます。

 また、ココナッツミルク缶やスキムミルクは牛乳の代用品となり、栄養バランスを整える助けになります。

・合わせて読みたい→
災害に備えよう!備蓄しておくべきものと健康を守るポイントとは(https://cocokara-next.com/lifestyle/those-should-be-stockpiled-in-the-event-of-a-disaster/)

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