食で体を整える!夏の暑さから来る慢性的な疲労を撃退!!
こんにちは、横田です。夏は暑さによる食欲不振や消化機能の低下、体のだるさを引き起こします。ただでさえ日本の夏は高温多湿で体への負担も大きいのに、食が細くなっては体力を維持することができません。
その結果、疲れがいつまで経ってもとれず、悪循環に陥ってしまいます。
今回は慢性的な疲労感を払拭するのに最適な「エビとアスパラガス、ブロッコリーの塩炒め」を紹介します。
エビとアスパラガス、ブロッコリーの塩炒め
□材料(2人前)
アスパラガス 2本
ブロッコリー 1/2個
エビ 6尾
酒(下処理用) 少々
塩(下処理用) 少々
片栗粉(下処理用) 少々
ニンニク 1片
ごま油 10ml
水 適量
鶏がらスープ 小さじ1~1.1/2
酒 10ml
塩 少々
水溶き片栗粉 少々
□作り方
(1)アスパラガスは3㎝の長さで斜め切り、ブロッコリーは小房に切り、下茹でをし、
エビは殻をむいて背ワタをとってよく洗い、ボウルに、酒、塩、片栗粉と一緒に入れよくもむ。ニンニクは薄切りにする。
(2)火をつける前の中華鍋にゴマ油と薄切りにしたニンニクを入れ、火をつけて香りが出るまで中火で炒める。
(3)強火にしてエビを入れ炒め、色が変わったら一度別の皿に取り出しておく。
(4)(3)の中華鍋でアスパラガスとブロッコリーを強火で炒めて、火が通ったら、エビを戻し、水に溶かした鶏がらスープの素と酒を入れる。
(5)塩で味を整えてから、水溶き片栗粉を入れ、とろみができたらあがり。
まず、エビには腎の働きを高め、血行を促し、スタミナをつける効果があります。胃を冷やさない食材なので、胃が弱い方でも安心して食べられます。
アスパラガスには消化器系の働きを高め、体の余分な熱を取ってのどの渇きを和らげる作用があるので、夏にぴったりな食材でもあります。芽の部分にはアスパラギン酸が多く含まれており、新陳代謝を促し、疲労回復や美肌によいといわれています。
最後にブロッコリーですが、腎機能の働きを高め、虚弱体質を改善したり、胃腸を丈夫にする作用があるといわれ、夏バテで弱った胃を補助してくれます。
疲労感を体に溜めることはストレスを溜めることと同じように体によくありません。食欲が出ないときは胃の調子を助ける食べ物を食べて、きちんと栄養を取るようにしてくださいね。
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