秋の味覚「芋・栗・かぼちゃ」をダイエット中に上手にとり入れるには?
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秋の味覚である、さつま芋、栗、かぼちゃ。甘くてカロリーが高めのため「ダイエット中は食べてはいけないのでは」と思っていませんか?確かにカロリーは気になるものの、実はこれらの食べ物は、ダイエットに役立つ魅力があるのです。
今回はさつま芋、栗、かぼちゃがダイエットに役立つ理由や、ダイエット中の上手なとり入れ方を紹介します。
さつま芋・栗・かぼちゃがダイエットに役立つ理由とは?
まずはさつま芋、栗、かぼちゃのカロリーと炭水化物をチェックしてみましょう。
※可食部100gあたり
さつま芋、栗、かぼちゃは、ほかの野菜や果物に比べるとカロリーが高く、炭水化物が多い傾向がありますが、どうしてダイエットに役立つのでしょうか?理由や注目の栄養素・成分について紹介します。
レジスタントスターチが魅力「さつま芋」
さつま芋はダイエット中の間食や主食におすすめです。さつま芋は食物繊維を含むため腹持ちがよく、空腹を感じるまでの時間が長くなりやすいため、間食やドカ食いの予防に役立ちます。皮にも食物繊維が含まれるため、皮ごと食べるようにするとよいでしょう。
またさつま芋には、レジスタントスターチが含まれる点も魅力です。レジスタントスターチは「難消化性でんぷん」のことであり、小腸で消化・吸収されにくいため、エネルギーになりにくく、太りにくいといわれる成分です。また食物繊維と同様の働きを持つことから、腸内環境を整えるのにもよいとされています。
レジスタントスターチは冷やすと増える性質があります。より効率的にとり入れたい場合は、蒸したり焼いたりしたさつま芋を冷凍保存したり、食べる前に冷蔵庫で冷やしたりするとよいでしょう。
食物繊維が特に豊富「栗」
栗に含まれる食物繊維は100gあたり4.2gであり、今回紹介する3つの食材の中で、特に豊富に含まれています。腹持ちがよいため、茹でたり焼いたりしたものを間食にとり入れるとよいでしょう。
また栗には、栄養素の代謝に欠かせないビタミンB1やビタミンB6が含まれます。エネルギーを作り出す際に必要なため、ダイエット中に不足することなく摂りたいビタミンです。
もっともカロリー控えめで美容にも「かぼちゃ」
かぼちゃのカロリーは100gあたり78kcalであり、3つの食材の中でもっとも低くなっています。甘い味わいを楽しめ、腹持ちもよいことから、食事や間食の満足感を高めてくれるでしょう。
またかぼちゃは、むくみの解消に役立つカリウムや、美容や健康づくりに役立つビタミンA・C・Eの含有量も、3つの中で優れています。ダイエットだけでなく、美容や健康に配慮したいときにも、おすすめできる食材です。