肌着を着ないのはもったいない?
【効果2】暑さ、汗対策
暑い夏は肌着を着るのを避けてしまいがちですが、実は肌着を着たほうが、体の表面温度を低く抑えられます。
理由は、肌着が汗の蒸発を助けてくれるため。人間の体は、汗をかくことで皮膚から放熱し、体温が上がらないようになっています。汗が蒸発するときの気化熱で、体温を下げるという仕組みです。
肌着は、この汗を素早く吸収して乾かすことで、体温調節機能をサポートします。体温が効率よく下がるので、無駄な汗をかかなくて済み、べたつきにくくなるのもポイントです。
暑さ、汗対策用の肌着を選ぶときは、以下の2点を押さえましょう。
・速乾性と吸水性に優れた素材のもの
化学繊維では、レーヨンやポリエステルといった素材が、速乾性と吸水性に優れています。天然素材であれば、綿混や麻、絹などがおすすめ。
・ゆとりのあるサイズのもの
少しゆとりのあるサイズの肌着のほうが、素肌と肌着の間に空気が通りやすく、汗が乾きやすくなります。
寒い冬にも、暑い夏にも、欠かせない肌着。上手に活用すれば、より快適に過ごせるようになります。
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