中国のアフターコロナにおける好調な日本企業
つまり、新型コロナで経済的にダメージを負った人も確かに多いが、アフターコロナで買い物を謳歌したい経済力を持っている人もまた多いのが今の中国だろう。日本より所得の幅、経済力の幅が広い国なので、日本企業はやはり日本と同じ考え方で中国を捉えるべきではないだろう。
大手日本企業の例もある。自動車メーカーのマツダもアフターコロナの4月の新車販売台数は、前年同月比で1%(約17000台)であるものの増加している。
次回は今回の新型コロナによって、逆に中国側の規制が免除され、中国展開しやすい商材を取り上げてみたい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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山本 岳志(やまもと・たけし)
SRBTechコンサルティング株式会社 取締役副社長 パートナー
一般社団法人亜洲一帯一路国際開発協会 総監
中国ビジネスに2001年から携わり、進出する側の経験も、今ではそれを支援する側の立場としても見識を積む。
新卒としてバンダイグループ企業(株式会社バンプレスト)にて、ゲーム開発の専門職として経験を積み、その後入社したモバイルコンテンツ企業(株式会社インデックス)では、ディレクターから部門長、制作子会社の代表取締役と中国子会社の董事副総理も兼務し、日中でのマネージメントを経験。
その経験を活かしてウェブマーケティング企業(株式会社アイ・エム・ジェイ)へ移り、経営企画職にて中国企業のM&Aに携わり、現在は中国に進出する企業の総合実務支援を行う現職にて、取締役副社長パートナーとして、業界問わずコンサルティングに従事。