お酒とSNS 「水戸はダメだな。死ね!」しくじり部長から学べる事
飲んだら書くな、書くなら飲むな…FBに「水戸はダメだ」投稿で処分の茨城県幹部から何を学ぶべきか
都道府県魅力度ランキング6年連続最下位でおなじみ茨城県。そのイメージアップを担う茨城県営業戦略部の部長さんが、新年早々やらかしました。1月5日、自身のフェイスブック(FB)に「水戸はダメだな。死ね!」と書き込んだところ、これが公となり、11日付で県から口頭による厳重注意が下されたのです。
報道によれば、この部長さんはその日、都内で昼間から友人たちと飲酒し、午後7時ごろに前述の内容を投稿。指摘を受け、約2時間後に当該の書き込みを削除したそうです。
茨城県のセールスポイントをPRしまくるセクションの責任者が、よりによって「死ね!」とは…。しかし、今回の一件は我々社会人にとって、2つの大きな問題を抱えており、決して他人事ではありません。ぜひこの「しくじり部長」から学んで、同様のミスをしないようにしたいものです。
(1)「飲んだら書くな、書くなら飲むな」
編集者や記者など、文字を書くことを生業にしている人の中には、これを金科玉条としている方々も多いことでしょう。だいたい、アルコールが入って気分良くなってきている時の原稿は、ろくなモンじゃありません。正直に、素直に自分の思いを吐露…って、ツッコミどころ満載、隙だらけの文章になるからです。
そしてどんな文才を誇る人でも、酔っぱらっていれば誤字脱字は避けられないもの。酒の勢いを借りないと書けないなら、そもそも書かない方がいいとも言えるでしょう。「飲んだら書くな、書くなら飲むな」。肝に銘じたい言葉です。