正しい水分補給とむくみについて
【飲む水の温度について】
冷たい水
暑い時は冷たい水を飲みたいものですが、冷たすぎると胃に負担がかかり、効果的な水分補給といえません。
また、夏でも冷たい水ばかり飲むと、消化不良や食欲不振、代謝不良によるむくみや疲れなどが出やすいので気をつけたほうがいいでしょう。
常温水
ぬるま湯や常温水を飲むと腎臓に負担がかからないのでおすすめです。
それと常温ならいつ飲んでもよく、飲んではいけないというタイミングもありません。
逆に常温水のデメリットとしては、温度の刺激がありませんので、美味しいともいえないかと思います。
常温で飲むことは、水の栄養を全てそのまま吸収できるという大きな意味があります。
お湯(白湯)
内臓は基本的に温めると働きが良くなりますので、お湯を飲むことはとてもいいことです。
冬はもちろん、夏には冷房による冷えが近年問題となっておりますのでおすすめです。
体は熱いと感じていても、内臓が冷えていることに気づかない場合があるので、夏でも一日冷房に当たった日はお湯を飲んでみてはいかがでしょうか?
【むくみを解消する水の飲み方】
お水を飲みすぎると『水太りする』と思っている方も多いようですが、そのイメージは『むくみ』からきています。
水はカロリーゼロなので飲んで太るということはありません。
正しい水の飲み方を知ればむくみも解消し、すっきりとした見た目になれるかもしれません。
そもそもむくみとは!?
むくみとは、体の余分な水分が皮膚の下にたまった症状のことをいいます。
一般的に、女性は男性に比べて筋肉量が少ないことや、ホルモンバランスの関係などでむくみやすいといわれています。
むくみの原因
水分が不足している状態では、排出を抑えるため尿を出さないように脳からホルモンが分泌されます。その状態で水を飲むと、体内の水分量が増えてむくんでしまうのです。
また、尿が出にくいと代謝機能が低下するので、冷え症や便秘といった症状も引き起こしてしまいます。
体のむくみが気になるときは意識して水を飲み、新陳代謝を高めることで発汗作用や利尿作用を活発にさせることが大切です。
体の水分が不足しないようにすることで「むくみ・冷え・便秘」といった、女性に多い悩みも解消できるのです。
アルコールとの関係
健康な状態では水を飲んでもむくみませんが、体の状態によってはお水を飲むことがむくみに繋がることがあります。
普段からあまり水分を摂っていない人や肝臓が弱っている人は、むくみの症状が出やすくなります。
アルコールは飲んだ量の半分以上が尿になって排出されます。特にビールは利尿作用が強く、より多くの水分が失われます。
飲んだ翌朝に顔が腫れたようにむくむのは、アルコールを摂ったことによって利尿作用が高まり水分不足になってしまうからです。
むくまない水の飲み方
水を飲んでもむくまない体質になるためにはどうしたらよいのでしょうか。
体質改善のための水分補給は、『飲むタイミング』と『飲み方』です。
暮らしに身近で、当たり前の水ですが、正しい飲み方を知るだけで美容や健康の心強い味方にすることができます。
ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか?
[記事提供:芸能人が日本一通うApple GYM(アップルジム) https://applegym.jp/]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。