牛乳の熱中症予防効果について
もっとも特徴的なのは、運動後のリカバリー力です。
牛乳には、運動により損傷した筋肉の修復に必要なアミノ酸を補給する効果があります。
スポーツ飲料に含まれる、糖質、ミネラル、ビタミンだけでは補いきれない栄養素です。
暑熱馴化力が低下した現代人、適度な運動で汗を流し、「運動の後には牛乳をコップ1杯」という習慣をぜひ取り入れていただきたいと思います。
私も自粛生活をきっかけに夜のジョギングを始めました。
汗をかいた後はビール!
を手に取りたいところですが、バテないからだをつくるため、牛乳を飲むようにしています。
牛乳が苦手な方は、冷たく冷やしてレモン汁を少し加えると飲みやすいのでおすすめです。
ラッシーのようにさっぱりとした味わいになります。
ただし、熱中症の症状が疑われる場合は、腸への吸収が早いスポーツ飲料の方が適しています。
日々の生活に運動を取り入れることは難しいと感じる方も多いかと思いますが、15分程度のウォーキングでも効果があるそうです。
その際、「早歩き」など、負荷がかかればなお、よし!です。
理想的な負荷のかかるウォーキングとしては、「インターバル速歩」が効果的です。
早歩き3分+ゆっくり歩き3分と覚えると良いでしょう。
これを5セットすると良いのですが、何よりも継続が重要ですので、日常生活の中でうまく取り入れていきましょう。
高齢の方や運動をする時間のない方は、まず、「早歩き」を心掛けてください。
子どもの場合は、スポーツやからだを動かす機会が多いかと思います。
肩で息をするような運動の後に牛乳を飲む習慣をつけると暑さに強いからだ作りが期待できます。
暑さに負けない体作りとして、「適度な運動+牛乳」の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文:栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
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