知っておきたい!妊娠しやすい日について
・精子も鮮度が大切
しかし精子も卵子と一緒で卵管膨大部で卵子と出会うときに、鮮度が良いほど妊娠しやすくなります。老化した精子では受精能力が減少してしまうのです…。
・タイミングのズレ
卵子と精子の移動速度には個人差があります。
卵管膨大部まで、なかなか辿り着けない卵子もいれば精子もいるのです。
例えば精子の移動速度が遅い場合は排卵日に性交したのでは、とても卵子と出会うことは出来ません。元気のいい精子は射精後わずか1時間もしないで、卵管までたどり着くようです。
精子の大きさは0、06mmと言われていて、運動量の高い精子は秒速0、1mmの速さで進むと言われています。卵管が長さが約10㎝で、子宮腔が約7㎝です。 これを計算すると射精から30分くらいで、卵子が待っている卵管膨大部まで辿り着く計算になります。
しかし精子と子宮頚管粘液の相性なども関係があり、休み休みゆっくり移動する精子もいるのです。また精子が卵子に辿り着いたからと言って、すぐに受精できるわけではありません。この場合は排卵日の1~2日前が1番妊娠しやすい日でしょう。
逆に卵子がなかなか卵管膨大部まで辿り着けない人は、すでに妊娠出来にくい体と言えます。卵子は鮮度が大切ですから排卵から6時間も経ってしまえば、この時点で卵子の老化が進行しているからです。
この場合は排卵日当日~1日後あたりが1番妊娠しやすい日になるかもしれません。
・体調でも変化
この卵子と精子の鮮度、あるいは移動速度は体調によっても変化します。「卵胞が成熟しきってない」「精子が最初から活力がない」など、風邪や睡眠不足、ストレスや食生活などでも微妙に変化が出てしまうのです…。
・妊娠しやすい日
参考書や体験者が言う妊娠しやすい日はここにバラつきが出るのです。一般的には排卵日の3日前~排卵日後1日くらいと言われます。
これは排卵日の前後を、精子の寿命期間を3日+卵子の寿命期間を1日と考えていて、その期間中は妊娠しやすい日としています。
・流産の原因
老化した精子と卵子は流産の原因にもなるとも言われます。しかし本来は流産してしまうような老化した精子や卵子は、もともと受精能力がありません。
つまり老化していても受精するということは、赤ちゃんとして育つチャンスがあるからなのです。しかしそのときに染色体異常などが関係すれば流産してしまうことも多いようです。
[文:meilong スタッフ]
【リピート多し!】Meilong初診カウンセリング料+20%offチケット
「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://meilong.amebaownd.com/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
・今すぐ読みたい→
妊婦さん必見!妊娠中に控えたい食べ物 https://cocokara-next.com/food_and_diet/the-food-during-pregnancy/
meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに100件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたくmeilong恵比寿院をオープン!