フリーランス管理栄養士になるには?気になる仕事の取り方と働き方をご紹介!
仕事を増やすために大切なこと
受け身ではなかなか仕事が入ってこないのがフリーランスです。社会人として、専門家として自分を磨き、積極的に活動し続けることが求められます。ここでは、私が思う『フリーランス管理栄養士がお仕事の受注を増やすために大切なこと』をお伝えします。
入り口を広くもつ
自分の窓口にあたるHPやブログを運営することは非常に重要です。それらには、問い合わせフォームを設けるなどして、お仕事依頼の連絡が入ってくるようにする必要があります。
一方、管理栄養士に仕事を依頼したい方にとって、個人のHPを一つ一つあたるのは大変な作業です。そのようなときに利用されるのが「クラウドソーシングサービス」です。有名なものでは「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。これらのサイトでは、仕事を依頼する人、受注する人が多数登録し、案件ごとにマッチングが行われています。フリーランスの管理栄養士として登録すると、栄養や食、料理に関する案件の依頼が直接入ってきます。また、依頼者が働き手を募集している案件に応募し、当選したらお仕事につながるケースもあります。
個人のHPやブログだけでは、そこからつながれる人も限られますが、このようなサービスを活用して入り口を広く持つことで、お仕事の依頼が増えていきます。
専門性を磨く
食、栄養、健康に携わる専門家として、日ごろ知識を増やしていくことや情報のアップデートが大切です。また、それらの知識や情報を一般の人にもわかりやすく伝わる形で表現することも含めて、管理栄養士に求められている専門性です。本や参考書を読む、セミナーや学会に参加することで最新の知識を付けていくことができます。
また、仕事を行いながらも専門性を磨くという意識が大切です。特に保健指導や出張料理ではひとつひとつが経験値として積み重なっていきます。そこで得た知見は忘れないように記録しておくと、その後自分の対応できる幅が広がります。
コミュニケーション能力を高める
誰とでも気兼ねなく話せる、明るく社交的といったことだけでなく、『相手の話を正確にくみ取り、スムーズなやり取りを進めていくこと』も仕事を行う上では大事なコミュニケーション能力です。管理栄養士として、どういった点で自分の力が必要とされているのか把握し、的確な提案をしていきます。そのためには、専門知識をもっておくことは大前提であり、引き出しをより多く持っておくことで相手のニーズに応えることができます。
また、スムーズなやり取りを進めるという意味では、連絡をすぐに返すなどの基本的なマナーを守ることも大切です。
情報発信を続ける
SNSやHP、ブログなどで情報発信をすることも、お仕事の依頼を増やすためには大切なことです。これらは依頼しようとする側にとって、その管理栄養士がどの程度の知識や専門性、スキル、実績があるかというのを把握する一つの手段になります。
また、普段から知識のアウトプットをして人に伝えることに慣れていると、それが仕事で活かされることも多いです。逆に普段何も情報発信をしていないと、いざ記事を書く、レシピを作るといったときに少し大変になるかもしれません。
スケジュール管理を怠らない
フリーランスは様々な仕事を並行して行うため、スケジュール管理がとても大事です。スケジュールやタスク管理をきちんと行い、納期を守る、アポイントに遅れないといった基本的なことを守ることで、仕事を依頼してくれた方に安心感を与えられ、継続的なお仕事受注につながります。
最後に
フリーランス管理栄養士にはどのようなお仕事があるのか、お仕事の受注を増やすためには何に気を付ければ良いのかをお伝えしてきました。
フリーランスになることを検討している方はお仕事のイメージができたでしょうか?また、既にフリーランスとして活動している方は、今まで取り組んだことのなかったお仕事を試してみたり、仕事の受注を増やすために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」]
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