課題山積の飲食業、出張シェフとして攻めのおもてなしがしたい 元ダンサーの41歳が吹き込む新風

タグ: , 2023/5/23

[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]

豪太シェフ

これまでのキャリアについて教えてください

 実はEXILEさんに憧れがあり、15~25歳まで、プロのブレイクダンサーを目指していました。都内を中心に活動していたのですが、右足のかかとを複雑骨折してしまい、プロの道を断念するしかありませんでした。そこから飲食業界に飛び込んでサービス業に携わり、栄養士免許を取ってから高級老人ホームに5年勤め、2022年にシェアダインの出張シェフとしてデビューしました。

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料理の道へ進んだきっかけについて教えてください

 元々、ダンスをしていた影響で、食事による身体づくりにも気をつかっていて、両親によくレストランへ連れて行ってもらうなど、食に関する興味は人一倍ありました。

 ケガでダンスを続けられなくなり、すぐに浮かんだのは”食”への道でした。当時、調理師の免許は持っていなかったため、33歳まではレストランやブライダル施設、バーを運営する会社でシフトの作成や売り上げ管理、サービスの仕事をしていました。

 お客様と接する中で、やはり料理の道へ進みたいと感じ、料理技術だけでなく付加価値を自分自身に付けたいと思いました。そこで栄養士の免許を取ることを決意し、2年間専門学校に通学。会社も退職していたので、完全に学生に戻り、ひたすら勉強の日々でした。

 専門学校卒業後は、高級老人ホームを運営する会社に新卒で入社して働きました。周りは一回り以上下の子たちだったので、かなり焦りましたね。年齢が若くないこともあり、期限は5年と決めて働き始めました。そこでは、ハレの日の料理や、疾病によって栄養制限されるお客様への治療食をヒアリング→献立作成→調理を担当させて頂く等、調理スキルや栄養知識を学ばせて頂きました。





なぜ今、”出張シェフ”という仕事を選んだのでしょうか

 元々趣味で休みの日に自宅に友人を呼んで料理をしたり、パーティーをしたりしていました。その時に自分の作った料理を、友人が目の前で美味しそうに食べてくれました。それがとても嬉しかったというのがあります。ゆくゆくは、このような感覚が味わえる仕事につけたら良いなと思っていました。出張シェフの仕事をするということを目標に、期限付きで高級老人ホームで働き、やっと今年デビューできました。フリーランスの出張シェフという道を選び、収入面はあまり気にならなかったのですが、自分の料理にリピーターがつくかどうかが、最初はとても不安でした。

 現在は、シェアダインさんのスポンサー制度というものを活用させていただき、お客様を紹介いただいて、徐々にリピーターのお客様も増えてきています。まずは、私の作りおきを見て頂き、その後にお祝いごとなどで呼んでいただければありがたいです。収入面では、まだ前職時代に追いついてはいないですが、今後は安定させていきたいですね。会社員として働いているときと比較すると、働く時間や仕事内容や金額の設定なども自分で自由に決められて、その結果が自分の評価に直結します。とても良いプレッシャーになっています。

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