うるさいだけじゃない!歯ぎしりによる悪影響とその対策について

タグ: , 2019/3/27

歯ぎしりによる4つの悪影響

朝起きた時になんとなく顎や首、肩が疲れていることはありませんか?実はその原因は歯ぎしりにあるかもしれません。歯ぎしりは以下のような悪影響をみなさんの口や体に及ぼしている可能性もあるのです。

悪影響1:顎関節症
歯ぎしりが慢性化すると顎の筋肉が疲れてしまい痛みを感じたり、関節に障害が起こったりすることがあります。すると、口を大きく開けると音が鳴ったり、顎が痛くて開けられなかったりするなど顎関節症の症状が現れます。

悪影響2:歯周病や虫歯の悪化
歯ぎしりは歯や歯ぐきに強い力が加わることで負担がかかります。すると歯と歯ぐきの隙間ができ、そこに菌が入ってしまうことで歯周病が悪化することがあります。また、歯にヒビが入ったり欠けたりし、そこに虫歯菌が入ることで虫歯が悪化することも考えられます。

悪影響3:歯並びの変化
私たちの歯は常に少しずつ動いていますが、歯ぎしりを毎日していると強い力が加わり、歯がすり減って噛み合わせや歯並びにも影響が出やすくなってきます。また、歯の治療をして銀歯やセラミックが埋まっている場合、それらが劣化しやすくなることもあります。

悪影響4:頭痛や肩こり
歯ぎしりがおよぼす影響は口の中だけではありません。歯を食いしばると顎から頭の側面へと広がる側頭筋に負担がかかります。すると、側頭筋が緊張して頭が締めつけられるような痛みが起こることがあります。また歯ぎしりによって首や肩の筋肉にも負担がかかり、肩こりを感じることもあります。

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