女性ホルモンに似た働きのフラボノイド「イソフラボン」

タグ: , , , 2021/1/21

 フラボノイド(イソフラボン)は植物に含まれる水溶性の色素や辛味・苦味成分であるポリフェノールの一種。主に大豆の胚芽部分に多く含まれ、女性ホルモンの「エストロゲン」とよく似た働きを持つ成分です。 美肌効果や骨粗鬆症の予防などに効果があるとされ、注目が集まっています。





イソフラボンに期待できる効果5つ


1.更年期障害への対策ができる
女性は閉経前後になると、エストロゲンの分泌量が急激に減少します。ホルモンのバランスが変化することで、ほてり・めまい・耳鳴り・イライラ・不安・皮膚の乾燥やかゆみなど、いわゆる「更年期症状」とよばれる身体的・精神的な不調が表れます。エストロゲンとよく似た働きをするイソフラボンを補うことで改善が期待できます。

2.骨粗鬆症への対策ができる
骨では、骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨を作る「骨形成」が常に行われています。 骨形成をするのは骨芽細胞で、エストロゲンがその働きを活性化させます。
しかし、閉経後にエストロゲンが激減すると、骨形成より骨吸収が上回り、骨量が低下して骨粗鬆症になりやすくなります。エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを補うことで、骨粗鬆症の予防や改善に効果が期待できると考えられています。(※1)

3.生活習慣病への対策ができる
これまでの研究で、血中の悪玉コレステロール(LDL)を低下させることが示されています。大豆製品を食事にとり入れてイソフラボンを摂ると、脂質異常症・動脈硬化などの生活習慣病への対策に役立つと考えられます。(※2)

4.乳がんへの対策ができる
イソフラボンは、体内のエストロゲンの働きに影響します。味噌汁や納豆など大豆製品の摂取量が多い日本人は、エストロゲンが関連している乳がんの発生率が世界的にみても低いのではといわれています。特に閉経後の女性では、イソフラボン摂取量が多いほど乳がんリスクが低下したとの報告もあります。(※3)(※4)

5.美肌作りを助ける
イソフラボンには抗酸化作用があり、紫外線やストレスが与える刺激から肌を守る効果が期待できます。また、イソフラボンはエストロゲンの働きを助け、ニキビや肌荒れを防いで美しい肌作りをサポートしてくれます。

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女性ホルモン「エストロゲン」が持つ大切な役割 https://cocokara-next.com/lifestyle/the-role-of-female-hormone/

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