春を快適に過ごすためにすべきこととは
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今日は春の養生の仕方についてお話ししたいと思います!
不調の原因は「春バテ」?対策をして季節の変わり目を乗り切ろう!
活発に活動を始める「春」
暦の上では、「立春」(2月上旬)から「立夏」(5月上旬)までが春となっています。
現在では、3月から5月末頃のことをさしますが芽が出て花が咲いて虫たちも活発に活動を始める季節ですね!
そして寒さが幾分和らぎ、体の機能も少しずつ目覚め始めます。強い春風が吹きあれ、動植物も目覚め始めるように、私たちも身体的・精神的に目覚め不安定な状態になりやすい時期です。特に、自律神経系の病に注意しましょう!
また、近頃は花粉によるアレルギー症状に悩まされる方も多くなっています。
去年まで花粉症ではなかった方もストレスや体力の低下などから突然発症することもありますので、身体的疲労はもちろん精神面でもストレスをためないように気をつけましょう。
東洋医学では、春は『肝』の気がたかぶりやすい季節なので、『肝』を補養することが大切と説いています。東洋医学でいう『肝』の働きは、西洋医学でいう肝臓の働きと全く同じと言うわけではなく、肝臓の本来の働きである血液の貯蔵・分配・解毒などのほかに、目や筋肉、情緒のコントロール機能などまで広範囲にわたっています。
『肝』の気は上昇する性質を持っていますが、春の陽気に刺激されて肝気がのぼり過ぎることがあります。それが、目の充血や頭痛・イライラ・不眠症・情緒不安定・血圧が上がるなどの症状になるのです。また、肝はホルモンバランスと関係が深いので女性の生理不順が起こりやすいのも、この季節です。そのようなときには、酸味をもつ食物や、春が旬のセロリやせり・あさり・はまぐり・帆立貝など、肝の働きを調節してくれる作用を持つ食物を摂っていただけるといいですね。