日本古来の大和言葉をご存知ですか?
「得も言われぬ」
「とても・すごく」に代わる表現として、「得も言われぬおいしさです」と言うと上品です。
「得も○○できない」は「どうしても○○できない」という意味になるので、「言葉では言い表せないほどおいしい」となります。
「いみじくも・まさしく」
スピーチなどの場面で、例えば人物や組織を褒める際、「○○さんはまさに/まったくこの言葉のとおりの方でした」と言うところを「いみじくも」に言い換えると格調高くなります。
ただし「いみじく」は言葉の表現を「すごく巧みだ」という場合のみに使われるので、「いみじくも言い表している」「○○さんがいみじくも言ったように」などのような形に限定されます。
「まさしく」は「いみじく」よりも気軽に使え、「まさに」よりも上品で柔らかい印象です。
いかがでしたか。この他にもたくさんの大和言葉があります。
日頃の手紙やメール、会話で活かすことで、日常生活が少し豊かになるのではないでしょうか。
【参考文献】
高橋こうじ(2014)『日本の大和言葉を美しく話す』東邦出版
「けんこうフィットNEWS – 健康にまつわる情報がぎゅっとつまった楽しく読める無料のアプリです。(https://www.nas-club.co.jp/kenkofitnews/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
1 2