日本古来の大和言葉をご存知ですか?
日本には漢語と外来語、そして私たちの祖先が生みだした日本固有の「大和言葉(やまとことば)」があります。
例えば外来語は「チャレンジ」「スタート」など、漢語は「山地」「河川」「故郷」など、そして大和言葉は「山」「川」「ふるさと」などです。
「故郷」と「ふるさと」は同じ意味ですが、「ふるさと」の方が一音一音、心に響き染み渡りませんか。
このように美しい大和言葉を少しだけご紹介します。
「このうえなく・いたく・こよなく」
「~はとても素晴らしかったです」よりも「このうえなく素晴らしかったです」の方が「最高・最上」という気持ちが伝わります。
さらに「感動した」という気持ちを込めたい場合は「いたく」という表現があります。漢字にすると「痛く」なので、痛みを感じるほど心を打たれた、となります。
「こよなく」は「~をこよなく愛しています」のように、「懐かしむ」「愛する」などの言葉の前につけると、その度合いが増します。
「ようこそお運びくださいました」
お客様を迎える際、「ようこそおいでくださいました」「いらっしゃいました」でも問題ありません。
「お運びくださいました」は、お客様が来てくれたことだけでなく費やした労力や時間にも目を向け感謝する言葉で、さらに心のこもった歓迎の言葉になります。
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