【デキる大人のビジネスマナー】会社への遅刻連絡は、電話かメール、どちらで行う?
社会人には、仕事そのもの以前に覚えることがたくさんある。名刺交換の方法に電話の取り方、会議室での座り方……うっかりすると、しぐさひとつでチャンスを逃しかねない。
この記事では、そんな大人のためのビジネスマナーを紹介する。さて、今回の問題は……?
問題:一般に、会社に遅刻連絡を入れる際には、「電話」か「メール」、どちらで行うとよいとされる?
選択肢:A(電話) B(メール)
答え:A(電話)
電話は相手が出て話した時点で内容が伝わるが、メールは相手がいつ読むかわからない。そのため、遅刻が予想される場合には、始業10分前までに電話で連絡するのが無難だ。
ただし、乗車中の列車が突然止まったときなど声を出しづらい環境にある場合、メールで第1報を入れ、電車から降りられたタイミングで改めて電話をすると、早く連絡することと周囲にいる人に迷惑をかけないことが両立できる。
また、特定のWebツールなど、社員間での連絡方法があらかじめ決められている場合は、電話の原則に拘わらず社内のルールに従うのがよい。
★基本は電話。その上で、どうすれば相手に一番伝わりやすいかを考える。
これが遅刻連絡の主要なマナーだといえる。
[参考文献:浅井真紀子監修『これ1冊でOK! 社会人のための基本のビジネスマナー』(ナツメ社 2019年2月)]
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<この記事を書いた人>近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。
日本テレビ系『高校生クイズ』『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』など、各種媒体に問題を提供する。
クイズの世界大会「World Quizzing Championships」では、日本人初・唯一の問題作成者を務める。