筋トレの効果を上げる食事法とは?!
筋肉を付けるための食事について
筋肉を付けるために栄養摂取が大事であることを説明しましたが、勘違いしてはいけないのは、筋肉を付けるためにとにかく「何でも」たくさん食べてしまうということです。
とりあえずお米を食べる量を増やしたり、脂肪の多い食品を食べることを繰り返していくと、体に脂肪がどんどん蓄積されてしまいます。
何を食べるか、これが重要なポイントになります。
三大栄養素を考える
「三大栄養素」という言葉を聞いたことがありますか?聞いたことがあってもイマイチピンとこないという人は多いと思います。
三大栄養素とは、糖質・脂質・タンパク質の事であり、人間が生命活動を維持するにあたって必要となる栄養素となります。もちろんこれらの他にもビタミンやミネラルといった栄養素が必要になりますが、まずはこの三大栄養素のバランスを取る必要があります。
タンパク質を多めに摂取する
まず、筋肉を大きくするにはタンパク質を摂取しないといけません。
タンパク質は筋肉の材料となるものであり、肉や魚、卵、大豆製品に多く含まれています。
タンパク質は筋肉を付けるために必須の栄養素であることは言うまでもありませんが、実は人間の髪の毛や肌・爪・内臓や骨も構成しているのはタンパク質であり、これが不足すると髪の毛がパサついたり、肌があれるといった悪影響が出てしまいます。
筋トレをして筋肉を大きくしたい場合には、基本的には1日当たり体重1kgあたり2gのタンパク質の摂取が必要とされます。
つまり、体重が60kgの人の場合は1日に120gのタンパク質の摂取が必要ということです。
脂質はなるべく制限する
筋肉を付けるだけでなく、引き締まった体型をゲットするには脂肪も少なくしないといけません。そのためには、脂質の多い食品や食事をなるべく避けることをおすすめします。
また、同じ脂肪でも、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という脂肪があります。
飽和脂肪酸は悪玉コレステロールの量を増やし、また動脈硬化の原因を作るなどの悪影響を及ぼす一方、不飽和脂肪酸は血流良くし、また中性脂肪が付きにくくなるというメリットもあります。
おすすめの油はオリーブオイルです。値段は張りますが普段の食事の中でオリーブオイルを使用することで健康面の改善につながります。
糖質は0はNG
糖質については、ダイエットの敵と考えられることが多く、「糖質制限ダイエット」というダイエット方法も人気を博しています。
しかし、過度な糖質の制限は集中力や体力の低下をもたらします。
糖質(炭水化物)は人間にとっての大事な燃料であり、これを極端に制限することで筋トレでのエネルギーが低下してしまいます。
また、糖質は筋肉の成長にも役立ちますので、必ず適量は摂取したいところです。