なで肩のメリットとデメリット
なで肩になる原因
なで肩にはいくつか要因があります。
一つ目は、生まれつきの骨格です。
骨格は遺伝的なものがあり、ご両親がなで肩の場合は子どももなで肩の方が多い傾向にあるようです。
二つ目は、重たいものを持ったり腕を引っ張られるようなことが日常的に多いことです。
腕を引っ張られると肩関節が下方に下がるので、鎖骨は外下がりになり肩甲骨も下方回旋します。
仕事や何かしらの生活習慣など日常的に腕を引っ張られることがそ多いとその状態で骨格が固定されてきてしまいます。
一つの例として、野球選手はボールを投げるたびに腕を引っ張られることになるため、利き手の肩の方が逆の肩よりも下がっている傾向にあります。
三つ目は、猫背姿勢です。
パソコン作業や書き物、裁縫など手を前に出した状態で長時間作業を続けると多くの方が背中が丸まって頭が前にでた猫背姿勢になってきてしまいます。
また、精神的に自信のないときも人は猫背姿勢になったりします。
猫背姿勢になることで肩が下がり、なで肩を作り出すことになります。