犯罪容認に略奪愛 NHK朝ドラ「ちむどんどん」の炎上商法がウケる理由
「朝ドラ史上最悪の作品」との声も聞こえてきます。
NHK「ちむどんどん」に対する視聴者からの批判が収まりません。平日朝の放映後にはツイッターで「#ちむどんどん反省会」とハッシュタグつきで、ドラマへの不満や矛盾点の指摘、怒りが続々と投稿されます。
【関連記事】NHK「あさイチ」の「朝ドラ受け」に飛び交う賛否の声 あなたは賛成派?それとも?
都内在住の40代男性は言います。
「前作の『カムカムエヴリバディ』が傑作だったこともあり、周囲の話題についていきたくて『ちむどんどん』を見始めたのですが、これが酷い。主人公は『他人くたばれ我繁盛』がポリシーで、『ウチはあきらめない』とひたすら我を通していく。主人公の夫も、別の女性と婚約中だったのを敢えて引きはがし、略奪愛でモノにした。主人公の兄や、元同僚は暴行に詐欺、窃盗などの犯罪行為に手を染めても、警察に逮捕されることもなく、甘やかされてのうのうと暮らしている。問題が起きても、『なんくるないさ』で週末の金曜日には解決してしまう。真面目にコツコツと生きている沖縄の人に失礼極まりない内容です」
一方で、ネットメディアの関係者はこう証言するのです。
「『ちむどんどん』は優良コンテンツですよ。NHKの朝ドラで一番いけないことは、人々から興味を持たれないこと。受信料で制作する以上、世間から『気にしてもらう』ことが一番大事なんです。『あさイチ』での『朝ドラ受け』から『#ちむどんどん反省会』まで、話題になるのはいいこと。確かにコメント欄は荒れますが、『ちむどんどんへ疑問の声』といった記事はPV的にも高値安定ですしね。『悪名は無名に勝る』とも言いますし(笑)」