急なお泊りで歯ブラシがない!外出先でのオーラルケア対策
[記事提供:Ha・no・ne(ハノネ)~毎日キレイ 歯の本音メディア~(https://ha-no-ne.com/)]
タイムリミットは48時間!?オーラルケアせずに放置すると
まずは歯磨きを長時間しなかった場合のリスクについて説明します。1日歯磨きができなかった場合も歯や歯ぐきに歯垢が溜まり、不衛生な状態です。ただ、次の日にしっかりオーラルケアすれば、歯垢を落とすことはできます。
ところが、食後48時間以上歯を磨かない状況だとプラークが層になり、菌の巣窟であるバイオフィルムが形成されます。すると虫歯や歯周病のリスクが格段に高くなるのです。バイオフィルムはセルフケアで落とすことが難しいので、歯科医院でクリーニングしてもらうのが最善策です。そうなる前に、できるだけ何らかの対策を行うようにしましょう。
水があるときのオーラルケア
災害時など緊急の場面以外では、特別な事情がない限り水を使うことができます。水がある場合は、歯ブラシがなくても次の方法でオーラルケアを行えます。
うがい
基本的なことですが、食後にきちんとうがいをして食べかすや細菌を洗い流しておくことは大切。緑茶がある場合は緑茶でうがいしましょう。殺菌作用があるので、口臭などの予防効果がアップします。
塩水でうがい
塩水にはお口の中の細菌を減らす効果があるうえ、喉の粘膜にいるウイルスやほこりも取り除けて一石二鳥です。塩の分量は250㏄の水に対して2~3g程度。入れすぎるとかえって口の中を痛めるので気をつけましょう。