舌を噛んでしまったときの対処法!早く治すための最善の方法とは?
[記事提供:Ha・no・ne(ハノネ)~毎日キレイ 歯の本音メディア~(https://ha-no-ne.com/)]
運動中や食事中に不意に舌を噛んで血が出てしまったことは、誰しもあると思います。ただ、舌は粘膜が多いため、「そのまま放っておけば治る」と自然治癒に頼ることがほとんどではないでしょうか。しかし、放置することで感染症を引き起こして化膿する危険性もあるため、正しく対処する必要があります。
いつまでも噛んだところの傷が塞がらず、ずっと痛いままだと食事をすることすら億劫になります。そこで今回は、舌を噛んでしまった際に、より早く治すための方法を紹介します。一刻も早く舌の噛み傷を治したい方は、ぜひ今回紹介する方法を試してみましょう。
まずは傷口の圧迫止血から!
舌を噛んだ際にその傷を早く治すために不可欠なのが止血です。深く噛み過ぎてしまうと出血が止まらず、傷口がなかなか塞がらない原因になります。しかし、「指に切り傷を負った際などに止血することはあっても、舌に関しては経験がないし、やり方もわからない」という方も多いかと思います。
舌の止血には、清潔なガーゼを使います。噛み傷にガーゼを押し当てるようにして、親指と人差し指で噛み傷部分を指先でつまむように圧迫。これを20~30分程度続けて行うと、出血が止まります。そのあと口腔内を清潔にするためにうがいを行いますが、止血後すぐにうがいをすると再度出血する恐れがあるため、止血後10分を目安にしましょう。また、うがいの際も強いブクブクうがいはNGです。なるべく舌に刺激を与えないように優しく口の中をゆすぐ程度にしてください。