松本人志さんから学ぶ「臨場感トーク」
[文:桑名涼子オフィシャルサイト|司会者|トーク診断士|タレント(http://ryoko-kuwana.net)]
しゃべり方に臨場感があると、聴いている人の頭の中に情景が浮かびます。
しゃべり方にすごく臨場感があると、聴いている人の頭の中にすごく情景が浮かびます。
すごく情景が浮かぶと、まるで話している人と同じ経験をしているような気分になります。
瞬間移動で、話の中の場面に入り込んでしまったような感じです。
話の中の場面に入り込むということは、「話を聴いている人」から、「体験をしている人」に変身してしまうのです。
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■ウルトラマンを超えられる
ウルトラマンは3分間しか活動時間がありませんが、トークの場合、相手の話が3分以上続けば、その話を聴くだけで、3分以上、いろいろな体験ができることになります。
つまり、この時点でウルトラマンを超えたことになります。
人間がウルトラマンを超える!
これが、「臨場感あるしゃべり」が生み出す奇跡です。
とりわけ松本人志さんのしゃべりの臨場感はパンチが効いているため、簡単に「ウルトラマン超え」を体感することができます。
おととしぐらいのぉ、
暮れにね、
車庫のリモコン入れてー、
ビーっと扉が空いてぇ
ウァァーなんだ、この開き方は~!
えぇ??
なんでこう開くのぉ?と思ったわけ。
というような感じです。
ちょっと分かりにくいですね。
やはり臨場感は、太文字だけでは、表現しにくいということが分かりました。