災害に備えよう!備蓄しておくべきものと健康を守るポイントとは
避難生活で体調を崩さないためのポイント3つ
1.水分は十分にとる
災害時には、飲料水の量やトイレの数が限られていることが気になって水分の補給を控えがちです。ですが、飲み物がある場合はガマンせずに水分をとるようにしてください。
水分不足の状態が続くと、脱水・エコノミークラス症候群・心筋梗塞・脳梗塞・便秘などを引き起こす原因となってしまいます。(※2)
2.カラダを積極的に動かす
避難所で過ごす時間が長い場合は、足をパタパタと上下させてみたり、足の指をグーパーと繰り返し動かしたりするだけでも血の巡りを改善する効果があります。また、出来る範囲でストレッチなどの軽い運動をすれば気分転換につながります。(※2)
3.食べ物に直接触らない
水が十分に使えず、手が洗えないこともあり得ます。そんなときは、食べ物を直接触らないよう心がけてくださいね。パンやおにぎりだったら、包装紙やラップの上から持つイメージで扱いましょう。感染症から身を守ることにもつながります。(※2)
常備薬・サニタリー用品・基礎化粧品など、自分にとって必要なものを用意しておくのも安心につながります。いつ起きるかわからない災害に怯えるより、最大限の備えをして不安を減らすことが大切です。
【参考】
(※1)農林水産省 緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド
(※2)独立行政法人国立健康・栄養研究所 社団法人日本栄養士会
避難生活を少しでも元気に過ごすために
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[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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