太りやすい冬の対策法とは?
1つ目は皆さん容易に想像がつくところでしょう。2つ目も同様に納得して頂けるかと思います。薄着になる夏は体型が気になり運動意欲がわきますが、冬はその寒さと服で隠せるということもあり、できれば動きたくないと感じる方が多いかと思います。3つ目は、野生鳥獣のお肉(ジビエ)など動物は冬の寒さに備えて脂肪を蓄えます。そのようなお肉を頂くことで必然的に私たちの脂肪の摂取量が増えているのです。
では、基礎代謝が上がるにもかかわらず、太りやすい要因が多くなる冬をどのように過ごすか?理想は夏の終わり頃から筋力トレーニングを行って筋肉量を増やし、基礎代謝をもっと上げること。そして常に食べる量、質を理性的に調整すること。この二つに限ります。しかし、現実的には筋力トレーニングを今から始めたとしても残念ながら数日で筋肉量が増えるわけではありませんし、常に食事内容に気を使うのも楽しくありません。
そこで私からのご提案です。まずはイベントでのお食事は大いに楽しみましょう。イベント事の多い時期といっても毎日続くわけではないと思います。会食がない日は質素な食事でお酒はお休みしましょう。睡眠をしっかりとり、大切なお体を労ってあげて下さい。健康は一日にしてならず。賢明な健康管理で清々しい新年を迎えましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]
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横内 由可(よこうち・ゆか)
1977年3月21日、東京都生まれの41歳。
9歳で器械体操を始める。13歳の時に朝日生命体操クラブへ。すぐに全日本選手権大会で個人総合7位入賞を果たし、高2年時にインターハイで個人総合2位に。同年にドルトムント世界選手権に出場し、段違い平行棒の降り技で新技D難度の「ARAI」が誕生。技に自分の名前を持つのは日本女子体操史上3人目の快挙だった。18歳で異種目のクレー射撃へ転向。日本代表で活躍し、02年の釜山アジア大会では団体で銅メダルを獲得。現在は異色の経験を活かし、トップアスリートの人生を応援する「トップアスリート・コンシェルジュ」、企業専門健康支援コンサルタントやスポーツコメンテーターなど幅広く活動している。