大人と子どもって何が違うの?楽しい人生の鍵の話

タグ: , 2020/8/19

本当の大人とは?

それでも私は、ピーターパン症候群のまま、自分で決めたいけど決められない子どものまま、体だけ大人になったような気がします。

だから自由というより勝手気ままな子どものようだったと今になって振り返っています。

そんな私も少しづつ本当の大人への階段を登り、学んだことがあります。

ここからはそれを振り返ってみて、本当の大人のポイントを挙げてみたいと思います。

長期スパンを持ち合わせている

本当の大人は長期スパンで物事を考える力を持っています。

子どもだった私は、そのようなものは持ち合わせていませんでしたので(笑)

「やりたいからやる!」でも、5分後に後悔する。そして、その5分後には後悔したことすら忘れている、というのを永遠に繰り返していました。

例えば「辞めたいな」と思ったら、後先考えずに本当に仕事を辞めることにしたり、引っ越そうと思ったら「ちょっとそこまで。」という感じで、気軽に引越しをしたりしていました。

物事を多角的にとらえられる

物事を多角的に考えられる人は大人です。

多角的に物事をとらえることは柔軟に物事をとらえることです。

一面的にみた短略的な発想には思い込みや自己中心的な見方が強くあらわれます。

例えば、私が陥っていたのは白黒思考でした。

少しでもできないと「自分はダメだ」

理想と現実のギャップを感じては「何もできてない」

と自己否定を感じやすい状態にありました。

でも、物事を多角的にとらえることができるとそこから解放されます。

モノクロの世界に、実はグラデーションがあると気がつくことができます。

「これはできるけど、これはできないな」と現実をありのままに見ることができるようになってきます。結果的に自己否定はかなり軽減されました。

完璧主義も顔を見せていましたが、そこにそんなに縛られなくなりました。完璧にできることが全てではないし、完璧を追い求めると現実がよく見えなくなることに気がついたからです。

物事を客観視する力がある
客観性を失うと気がつかないうちに思い込んだ自分だけの世界に生きていることがあります。

私がそのことを痛感したのは人間関係でした。学校になじめず居場所を感じなかった私は、成人してからも「自分はここにいちゃいけない」という感覚を持っていました。

その感覚が前提にあるので、人に本音を素直に伝えられないことが多くありました。でも、客観的に考えてみるといちゃいけない場所なんてそうありません。

自分の思い込みに気がついた私は、少しづつ思ったことを素直に伝えられるようになりました。客観的にありのままを見る力は、まだ気が付かない自分の前提や不要な制約に気づいて自由になる力であり、安心して世界と関わる力になります。

自分への信頼感がある





自分への信頼感というのは「自分は何があっても大丈夫、なんとかできる」という安心感のようなものです。人生をハンドリングできることへの信頼とも言えます。

以前は、信頼やハンドリングという単語は私の辞書にはありませんでした。

現実は常に制御不能なイメージで、波にうまく飲まれて、運良くいい場所にたどり着くのを祈るしかありませんでした。

だからどうしても現実をコントロールしたくなりました。どんなことが起きてほしいか、相手にどんな反応をしてほしいかを期待して、裏切られないように祈り、不安になる毎日でした。

でも「何があっても大丈夫、なんとかできる」という信頼感が育ってくると、コントロールする必要がなくなります。何が起きても自分は大丈夫で、怖くないからです。そうすると、何が起きるかわからないことを楽しめるようになってくるものです。

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