日本国民の8割がわからない 「なし崩し」、「檄を飛ばす」の本来の意味

タグ: , 2018/9/26

 文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、多くの人が本来の意味とは違う形で慣用句の意味を解釈していることが明らかになった。この調査は95年から毎年実施しているもので、今回は16歳以上の男女3579人に面接し、56.5%にあたる2022人から回答を得た。


 本来の意味を答えられた割合が低かったのは慣用句の項目でだった。「なし崩し」は「少しずつ返していくこと」が本来の意味だが、答えられたのはわずか19.5%。「なかったことにすること」の回答が65.6%に上った。また、「檄を飛ばす」も本来の意味の「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること」と答えられた割合が22.1%。「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」の回答が67.4%だった。その他にも「やおら」を本来の意味の「ゆっくりと」と答えられたのは39.8%にとどまり、真逆の意味の「急に、いきなり」が30.9%と高かった。

・なし崩し
「少しずつ返していくこと」(本来の意味) 19.5%
「なかったことにすること」 65.6%

・檄を飛ばす
「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること」(本来の意味) 22.1% 
「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」 67.4%

・やおら
「ゆっくりと」(本来の意味) 39.8%
「急に、いきなり」 30.9%

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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