真っ正直な気持ちを吐露してくれる喜び 「うれしいと思う瞬間」
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
ススキの花言葉「活力」「こころが通じる」
心底思ったひとことはさまざまな場面で偶然耳に飛び込んで来ます。それは残念なことに傷ついてしまう場合もありますが、元気を与えてくれるつぶやきを耳にしたいものです。
介護施設で入浴介助を担当しているスタッフから聞いたこと、ふと漏らした一言が忘れられません。
それは入浴サービスで背中を流してあげた霧島おばあちゃん(仮称)が、「背中が無くなったと思うくらい気持ちがよかった。」と仰ったというのです。
また、独歩はできるものの、ぜんそくやら脊柱管狭窄症などを患っているお師匠さん(敬称)。新型コロナの感染が心配で外に出るのが怖かった。それが原因で脚が強張ってしまって歩くことに不安を抱えるようになった。久々に介護施設にお越しになって、足の運びに自信が付いたらしく、「良くなったよ。ありがとう。」と言ってくれたひとこと。
これらの偽りのないひとことは、サービスを受ける側はもちろんですが、して差し上げる側もお世話して良かった!と思う瞬間です。
引きこもりがちな高齢者が、「あそこに行けばうれしいことが待っている。」と期待して頂きたい。そうすれば外出する動機付けになります。介護スタッフもモチベーションが高まりますよね。ただ新型コロナ感染の恐れが邪魔してしまうのはもどかしいです。
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