日ハム・栗山監督に学ぶ若手とのコミュニケーション術
ケース4 「非常にかわいいです。食べちゃいたいぐらい」
2013年1月、日本ハム本社の年頭式典に出席し、グループ社員の前で花巻東からドラフト1位で獲得したルーキー・大谷翔平について言及した際の談話です。親会社は食品を扱う企業ですから、「掛けた」という要素もあるのでしょうか。それにしても、伝わってくるのは「強い気持ち 強い愛」。ズシンと来ます。
大谷絡みの栗山語録に外れナシですが、エンゼルス入団が決まった時のコメント「翔平はエンジェルだったんだなあ」も濃すぎてなかなか消化できません。
ケース5 「僕が死ぬほど欲しかった」
今季オリックスから獲得した金子に関しての談話です。「チームに加わって欲しかった」「必要な戦力だと思った」じゃないんです。いいですか。一生のうち、「死ぬほど欲しかった」と誰かを思えたことが、あなたはありますか。常に命懸けな栗山さんの生き様が伝わってきます。気持ち悪いと笑うヤツは笑えばいい。こんなこと言われたら、金子ちーちゃんも新天地でスーパーやる気になっちゃうのは間違いないですよ。
そんなわけで観月ありさの名曲ばりに「TOO SHY SHY BOY」だったアナタも2019年は殻を破って、ちょっとオーバーに部下への愛を表明してみましょう。でも「今年ダメだったら、スーツを脱がすよ」と言ったら、何だか社内がヘンな感じになりそうですけどね…。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]