過去を手放す、自分でできる心の傷の癒し方【3つのプロセス】
上手に癒しのプロセスを進めるために心の傷に向き合う時の過ごし方
痛みに向き合う時間をとる
心の傷に向き合う時間をとりましょう。日常の中で過去の感情がふと出てきた時がチャンスです。その感情を心のより深いところに押し込めようとしたり、他のことで気を紛らわそうとする代わりに、少しだけ勇気を出して感情に向き合ってみましょう。少しずつでも向き合って感じることができれば、癒しのプロセスは確実に進みます。過去の感情が顔を出したら、よし、今日は思い切り泣こう、と腹をくくって泣ける時間を作りましょう。
一人になれる場所を確保する
家族がそばにいたら、思いっきり泣いたり怒ったりするのも難しいものです。誰にも気兼ねすることなく感情に向き合える場所を確保できることが理想です。思い切って一人旅に出る、それが難しければ、車の中や自然の中など自分の感情に向き合ってあげられる、一人になれる場所を考えてみましょう。
水をたくさん飲む
古い感情を流すのに、水をたくさん飲むことが大きなサポートになります。心の傷に向き合う間は、いつもより多めに頻繁に水を飲むことを心がけましょう。
睡眠を十分にとる
質の良い睡眠は、それだけでも感情を癒し気持ちを前向きにする力があります。感情に向き合った日は、早めに眠りにつくよう心がけましょう。もし色々と考えてしまって眠れない、というようなときは眠る前に軽い瞑想を取り入れるのも有効です。リラックスした状態で椅子に腰掛け、目を閉じたまま腹式呼吸を続けるだけでも、頭の中のグルグルする思考が落ち着き、眠りに入りやすい状態に近づくことができます。
まとめ
辛い過去の傷をちゃんと癒して前に進むことは、あなたがまだ経験したことのない大きな幸せに近づいていく大切なプロセスです。
自分一人では向き合い続けることが難しい場合は、信頼できる誰かに話を聞いてもらったり、同じような経験をした人に出会い共感したり共感されたりすることで自然と痛みが和らぎ、気持ちが前向きになることもあるかもしれません。
近しい人からの理解を得ることが難しい場合、または安易な言葉がけでさらに傷を深くしてしまうことを避けるためにも、カウンセラーなどトレーニングを受けた専門家のサポートを受けることを選択肢に入れましょう。
また、多くの場合は覚えている出来事からくる心の傷は氷山の一角です。通常のカウンセリングでは扱うことの難しい、水面下の思い出すことが難しい部分の深いトラウマは、一悟術のエネルギーヒーリングなどを利用することで大きな変化が望めます。
それでもヒーリングによって全ての心の傷が魔法のように消滅するわけではありません。最後は、ヒーリングによって出てくる感情に、自分で向き合い癒すことによって本当の意味で「プロセスを完了する」ことができ、人生のコマを大きく前に進めることができるのです。
感情を癒し、辛い体験も人生で経験すること全てが必要な学びをもたらしてくれる贈り物、という捉え方ができたとき初めて、私たちは本質的に成長する方向へ歩みを進めることができるのかもしれません。
[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。