私、コロナで仕事がなくなりました。「これからは本当にやりたいことをやっていい」そういうメッセージなのかも・・・
生き方が問われている
社内ミーティングの時から心の片隅にあったことがあります。
それは「生き方が問われているんだなぁ」ということです。
確かなものがなくなって「本当にしたいことが何か、どうやって生きていきたいのか」問われている気がします。それで「それ、本気でやるの?」って聞かれている気分です。
今まで「好きを仕事にしたい」とか「自分らしく生きたい」とか思いながら「とりあえず仕事あるから」「これでいいのかなぁ、でも、急いでもな」「ゆっくり考えていこう」なんて妥協していたものができなくなってきた印象です。
こういう流れの今こそ、自分らしい生き方に舵をきるチャンスなのではないかと思います。
これは職を失った人たちにはもちろん、この社会に生きる全ての人に言えることです。
社会全体が自分らしく生きた方が生きやすい社会に一気に進んでいるからです。
「やらなきゃ」はもう終わり
会社は行くのが当たり前、学校に行くのが当たり前、など今までの常識が崩れてきて「やらなきゃ」で動いたり「やらなきゃいけないこと」をやる時代は終焉を迎えるのかもしれません。
私はたまに中学生に英語を教えることがあります。学校が休校になってからオンラインで教えているんですが、学生のやる気がガタ落ちしてました。
それまでは「テストまでにこれやらなきゃ」とか「やらなきゃ置いてかれちゃう」とか「やらなきゃ」のパワーで勉強していた人って多いと思うんです。
でも、その「やらなきゃ」がこんな状況になって効力を持たなくなってしまいました。
ここで、やる気がしないってことはもとも勉強する意味なんて見いだせていなかったってことです。だから「やらなきゃ」の後押しがなくてもやりたいか、本当にしたいことは何か問われているように見えます。
それは社会人でも一緒です。
「会社行かなくても良かった」「途中でリフレッシュに散歩に行ってもOK、なんならお風呂はいっても大丈夫」なんてことになると今まで「やらなきゃ」と思ってたことはやらなくてよくなります。
私も今まで「やらなきゃいけないこと」に多くの時間を使ってきました。もちろん、ヴィーガンスイーツを作る仕事は好きです。
でも、欲を言うともっと自分の使いたい素材で、自分の好きなコンセプトで作ったものを提供したかったです。それで、さらに欲を言うとヴィーガンパティシエをしながらしていたもう一つの仕事にもっと、力を入れたかったです。
でも会社に所属して「やらなきゃいけないこと」をやることでその気持ちは見ないようにしていたのかもしれません。
こうやって「やらなきゃ」を原動力にする時代が終わるとどんな世界がやってくるのでしょうか。