置かれた場所で全力!ホークス松田宣浩の「愛され力」に学べ
「置かれた場所でいかに咲くか」
3年連続日本一に輝いたソフトバンクの強さについて、パ・リーグのある中堅選手はこう証言します。
「試合中、ソフトバンクの選手はみんな前のめりで、大きな声を出して試合に入っているんですよ。その中心にマッチさんがいる。実力も実績もあるベテランが、我先にと大きな声を張り上げているんです。若手も中堅も、必死にならざるを得ない。その姿勢がチームに根付いているんです」
会社に置き換えれば分かりやすいかもしれません。入社当時は「ウチの元気印」なんて呼ばれていた人も、入社10年を迎え、仕事を一通り覚えた後は、何となくクールに振る舞いがちです。
でも侍ジャパンで松田は、スタメンから外れたとしても気落ちしたり、ふて腐れたりすることなく、いやむしろハチマキを巻いて、「ネタ」を用意して士気高揚に一肌脱いでいるのです。
組織内で、ある程度の実績を重ねてきたとしても、大切なのはまさに今、「置かれた場所でいかに咲くか」という謙虚な姿勢です。たとえ泥臭くてもいい。チームの一員として重要なことは何かを、侍ジャパンの松田宣浩は教えてくれました。
「それってオレの仕事?」「なんでオレがやらなきゃいけないの?」…そんな仕事こそ前向きに、気分良く取り組んでみましょう。「数値化されない貢献度」を、どこかで誰かが必ず見ているはずですから!
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。