大本命・大阪桐蔭の異常な人気ぶり 徹夜でもチケットを入手できない
過去の甲子園のスターは荒木大輔、松井秀喜、田中将大、斎藤佑樹、清宮幸太郎と1人のスターに注目が集まったが、大阪桐蔭は違う。根尾昂内野手、藤原恭大外野手、柿木蓮投手、横川凱投手、中川卓也内野手、山田健太内野手と今秋ドラフト候補のタレントがズラリ。過去のチームと比べても「最強軍団」と形容される大本命の戦いぶりを観ようと、大阪桐蔭の試合は観客がスタンドにぎっしり埋まる。2回戦・沖学園戦が行われた13日は午前9時半開始の第1試合だったが、前日の午後11時には球場前のチケット売り場に並ぶ長蛇の列が。翌13日午前6時45日に満員通知が発表され、「始発で午前6時20分に甲子園に着いたのに当日券が取れなかった」とツイッターで漏らす人がいるほど。大阪桐蔭の試合が終わると第2試合以降は観戦せずに帰る人も見られ、「大阪桐蔭しか見ないのは高校野球ファンじゃない。他の高校に失礼」とネット上に怒りの書き込みも見られた。
準々決勝、準決勝、決勝と勝ち進めば、「大阪桐蔭フィーバー」はより一層加熱するだろう。高校野球ファンからは「大阪桐蔭の試合は徹夜で並んでも当日券のチケットが取れるかわからない」と悲鳴が上がる。酷暑が続く中、球場付近に徹夜で並び続けるのは体力を消耗して熱中症の危険も高まる。チケットの販売方法を含めて対策を講じる必要があるかもしれない。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]