謝罪会見で火に油!?AAA浦田を反面教師に学ぶ「社会人三箇条」
それでは我々社会人はこの一件から、何を学べば良いのでしょうか。以下の3つをぜひ、胸に刻みたいと思います。
(1)自身の酒量のリミットから逆算して飲む
バカ言っちゃいけねえよ。そんなこと考えながら酒なんか飲めるか、というアナタ。その思考法がそもそも古いです。コンパといえばイッキ、吐くまで飲む、点滴を打つまで飲む-というバブル経済の残り香はもう、過去のやり方だと自覚して下さい。今どき、人に迷惑をかける飲み方はNGです。セクハラもパワハラも「ダメ、ゼッタイ」。みんな楽しく、愉快な酒席になるよう、参加者には相応の責任が生じるのです。
AAAのリーダー氏は当日、約9時間も飲み続け、約20杯ほど飲んだのではないか、と会見で語ってくれました。論外です。「ああ、酔っぱらってきたなあ」と少しでも感じたら、勇気を出してソフトドリンクをオーダーしましょう。
場がしらける? 心配無用です。むしろ率先してソフトドリンクを注文すれば、その場にいる後輩たちも「ああ、ウーロン茶でいいんだ」と気分的に「解放」されます。
ちょっと飲み過ぎている年下に「ウーロン茶にしとく?」「チェイサーもらおうか?」と言えたら、ジェントリーな人だとイメージアップにもつながるでしょう。
とにかく「あの頃の学生コンパこそ、あるべき飲み会の姿である」という固定観念からの脱却は急務です。おじさんも、アップデートしなくてはいけません。
(2)あなたの功績なんて誰も知らない
AAAのリーダー氏は、自分がメンバーだと表明した上で、自分のことを知っているかと聞き、否定されて平手打ちを繰り出したといいます。実に愚かです。
いくら紅白に出ようが、ドームを満員にしようが、人々の興味関心が細分化した現代社会において、アーティストがピンで一般人から顔と名前を覚えられるようになるなんて、高すぎるハードルです。
芸能界に限りません。社内で唯一無二のポジションを確立していようが、ツイッターのフォロワーが1万人を超えてインフルエンサー感を漂わせようが、「知らない人は知らない」のです。
特に新入社員に対して「俺のこと、知らないの?」というテイで迫ることは危険です。勘違いもほどほどに。謙虚にいきましょう。魑魅魍魎が渦巻く社会人生活。大人は謙虚すぎるぐらいで、ちょうどいいのです。
(3)万が一やらかしたら、全力でアタマを下げる
「覚えていない。酒のせい。飲み過ぎなきゃそんなことしない」というロジックは全く通用しません。酒が人をダメにするのではない。ダメ人間だということを、酒が暴くのです。
頭の中では分かっていても、やらかしちゃうのが酒の失敗であることは、古来より歴史が証明しています。もし、人に迷惑をかけたら、全力で謝ることです。部下だろうが、年下だろうか、全く関係ありません。いやむしろ、そのような対象ほど、丁寧に詫びるべきです。
人の評価は好調時ではなく、むしろ失敗時に測られるもの。言い訳は敵です。誠意を尽くすことでしか、失敗は繕えないのです。
「泥酔し、午前5時のコンビニでナンパ失敗からのビンタにキック」と書くと、あまりに酷すぎる事態ですが、明日へのヒントは隠されています。
酒は飲んでも飲まれるな。肝に銘じて、アルコールともいい関係を築きつつ、社会人生活を送っていきましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]