看護師、介護職は自律神経失調症になりやすい?!
[記事提供:温春健心|健心鍼灸治療院(https://kanamati-shinkyu-seitai.com)]
はじめに
超高齢化社会を迎えて、医療の現場、介護の現場も人材不足な日本において看護師、介護職の現場で働いている方々の負担は大きいでしょう。
当院でも多くの看護師、介護職の方が来院されていますが、多くの方が、自律神経の乱れによる症状でお悩みです。
看護師、介護職の現場で働いている方がなぜ自律神経が乱れやすいのかを紐解いていきます。そしてどのように対策したらよいか、みていきましょう。
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自律神経失調症とは
自律神経とは、交感神経と副交感神経の二つがあります。
これらは、呼吸、心拍数の増減、汗の分泌での体温調整、消化器機能亢進と抑制、排尿の抑制と増進などの全身の臓器機能を自動的に調節している神経です。
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる、機能が亢進する、あるいは機能が低下することで発症します。
自律神経の機能が異常になる原因として。
・生活習慣の乱れ
・ストレス
・女性ホルモンのバランス
昼夜逆転の生活や睡眠不足、食べる時間が不規則、外食やコンビニ食といった乱れた食生活など、生活習慣の乱れから自律神経が乱れます。
精神的なストレスによる不安や恐怖によって交感神経が亢進状態が続くと自律神経が乱れます。
女性ホルモンと自律神経は脳にある視床下部がコントロールをしています。
女性ホルモンのバランスが乱れやすい更年期、妊娠の時期は、女性ホルモンの影響で自律神経が乱れやすくなります。
症状
動悸、頭痛、息切れ、めまい、倦怠感、不眠、食欲不振、肩コリ、腹痛、下痢・便秘、生理不順、冷え性、風邪など病気にかかりやすい、気力の低下、集中力の低下、涙もろさ、怒りっぽさ、不安感、感情が無くなる、常に眠い、意欲の低下、うつ状態があげられます。