離婚の原因第1位?!産後クライシスの原因と対処法

タグ: , , 2021/4/15

[文:一般社団法人体力メンテナンス協会(http://www.pca-tairyoku.or.jp/)]

 あんなに大好きで仕方なくて、結婚したはずなのに…

夫にしょっちゅうイライラしてしまう。

夫と口もききたくない。

夫のことが、全然好きだと思えない。

いっそ離婚したい。

こんな風に感じたり考えたこと、ありませんか?

あるとしたら・・・子どもができてからではないですか?

だとしたら、それは「産後クライシス」と呼ばれる現象かもしれません。

近年話題になり、注目されている「産後クライシス」。

夫婦間の離婚の原因第一位とも言われるこの現象について、みていきましょう。

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離婚に至ることもある「産後クライシス」とは何か?


産後クライシスとは、「産後に夫婦仲が悪くなる」という現象で、NHKの情報番組が生み出した造語です。

「クライシス」とは「危機」や「崩壊」などを意味し、産後クライシスは妻が出産後、夫婦仲が急速に悪化して危機を迎える状況を上手く表現した言葉として、流行語にもなっています(2013年ママ流行語ランキング)。

厚生労働省が5年ごとに母子家庭を対象に行っている「母子世帯になった時の末子の年齢階級別状況」(=子どもが何歳の時に母子家庭になったか)の調査では、子どもが0~2歳の時期に離婚した家庭が全体の実に35パーセント以上を占め、最も多いという結果が出ています(死別を除く)。

熟年離婚という言葉がより有名なので、何となく一番多いのはその世代かなと思いがちですが、実際には産後クライシスによる離婚が飛び抜けて多いのです。

産後急に悪化した夫婦仲は、そのまま離婚に至りやすく、すぐに離婚に至らなかったとしても、数年~数十年の単位で長引き、いずれ熟年離婚に結びついてしまう可能性もあります。

「産後クライシスかもしれない」と思ったら、深刻化する前に夫婦関係を修復し、決定的な亀裂を回避するように努めてみましょう。

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