遅延で先発炎上…おふざけOK?水着姿は?始球式のOKとNGの判断基準は?

タグ: , 2019/4/29

  始球式といえばプロ野球の楽しみの一つ。野球少年少女が繰り出すストライクに温かい拍手が注がれ、往年の名選手が投じる1球には目頭を熱くするオールドファンも多いことでしょう。芸能人やスポーツ選手の華やかな投球シーンは、「いいもの見たな」と気持ちが高揚するものです。

 しかし、プロ野球のグラウンドは男と男が生き残りを懸けて真剣勝負を繰り広げる戦場でもあります。芸能人の皆さんが良かれと思ってサービス精神を発揮したとしても、受け取る側がどう感じるかは、また別問題です。

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鈴木奈々の始球式で試合開始が4分遅延…

 4月27日、楽天の本拠地・楽天生命パークでの楽天・ロッテ戦の始球式にはタレントの鈴木奈々さんが登場。マウンド上で「いきます!」と何度も叫びながら、焦らしに焦らしてなかなか投げない始球式には客席から「早く投げろ!」とのヤジも飛びました。

 試合開始が4分遅れ、この始球式をスポンサーとしてサポートした太子食品が公式ツイッターで「当日の始球式が遅れ、皆様にご迷惑をお掛けした事、大変申し訳ございませんでした。私達スポンサーの準備・説明不足であったと深く反省しております」と投稿する異例の事態になりました。

 鈴木さんに悪気はなかったのでしょうが、当日、杜の都は冷たい雨が降っており、寒さの中で待たされた選手やファンの心模様は様々だったと推察されます。先発投手は万全の調整を終え、極限の心理状態でプレーボールの瞬間を待ちます。この日の楽天の先発・美馬投手は2回までに5失点の乱調。「魔の4分間」が心身のコンディションに影響を及ぼした可能性も否定できません。

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