あなたは大丈夫?パワハラ被害の会話パターン3つ

タグ: , 2020/1/19

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(https://www.heartc.com/)]

 ここ数年パワハラの被害を受けたという人からの相談がとても多くなってきています。お話をお聞きすると、たいてい似たような被害内容なことに驚きます。


要するに、パワハラをする側の攻撃には、一定のパターンがあるのです。しかもそのパターンはそれほど多くありません。

例えば、「カテゴリーエラー」と言って話題をそらせてしまうとか、逃げ道を塞いで何を答えても攻撃してくる「ダブルバインド攻撃」とか、そこにいない第3者の話として相手を攻撃する「三角コミュニケーション」などが代表例です。

以下に、それらの会話例を示しましょう。

1.カテゴリーエラー
部下「売上目標は、◯◯の理由で達成できませんでした」
上司「屁理屈言うな!お前の考えが甘いから、目標を達成できないんだよ」
「◯◯の理由」の話題から、「考えが甘い」という精神論に話題のカテゴリーが変わっています。

2.ダブルバインド
上司「思いついたことを何でも言ってみろ。間違ったって良いんだ。意見を出すことが大切だ」
部下A「◯◯は、△△だと思います」
上司「だから、お前は考えが浅いと言うんだよ」
上司「思いついたことを何でも言ってみろ。間違ったって良いんだ。意見を出すことが大切だ」
部下B「・・・・」
上司「なんだ、だんまりか!だからお前はだめなんだよ」
この上司の前では、意見を言っても、黙っていても怒られてしまいます。こうした状態をダブルバインドと言います。

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