たばこのニオイを嗅ぎたくない行動
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
不愉快になるエリアに向いたくないのです。
私の日常生活の中で、どうしても社会のメリットにならないと思う事象があります。それは「喫煙・たばこ」です。
がん,心臓病,認知症,糖尿病,呼吸器疾患、いわゆる種々の生活習慣病に罹る不健康の権化と表現してもよいと思っています。生活習慣病は基礎疾患とか持病とか、表現は区々ですが、感染症による様態を悪化させてしまいます。生活習慣病の予防として、健康に無関心な層に対しても行動変容を促したい。決してダイナミックではないけれど、小さなことからコツコツと嫌煙行動を続けています。職場と言う小さな社会の有り様を変えることも、時としてたいせつなのだと思うのです。
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たばこはからだに悪いとか、副流煙によって周りの人に迷惑を掛けているとか言っても、自分だけの目先の欲求を満たしたいだけで、いつまで経っても上の空です。きっとたばこ草だって、人間の勝手な価値判断によって憎まれるのが承知で育つのではない。そう思うから、たばこの接ぎ木の能力に興味を持ったのです。
健康リテラシーは健康知識を正しく理解して自分のものにし、更に社会に有効活用する能力です。(※1)要するに「健康知識」が豊富で頭でっかちだけでは、この世から不健康な物や事はなくなりません。「健康行動」が伴わなければなりません。もちろん両者とも正しさが求められます。(※2)
令和時代は世界を巻き込む社会変動が当たり前になりました。次から次へと物事が目まぐるしく変わっていきます。
ところが建物の裏手によくある喫煙所。そんな従業員の通用口近くに設けている、時代遅れの職場が存在します。そんな鬼門は通れないのです。お客さんであろうがなかろうが、従業員だって、灰皿の無い正面玄関を正々堂々と出入りしてもよいのです。それを阻止されたら言ってやりたい。有害なガスが漂う場所だと分かっていて、しかも体調の悪化が心配な人に対して自殺行為を強いるのか!?と。