医師がすすめるストレス解消法「普段やらないことをやってみる」
ストレスが将来の生活にどのような影響を与えるか、考えたことはありますか?
「基本的な経過は、強いストレスを数ヶ月感じると自律神経失調症のような状態になります」と警鐘を鳴らすのは、疲労専門外来も行っている工藤孝文医師。さらにこのような状態が数年続くと鬱に近い状態に陥り、その先には物忘れがひどくなり認知症が出てくることもありうるという。今回は、YouTubeチャンネル「工藤孝文のかかりつけ医チャンネル」からストレスにまつわる話題をご紹介します。
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そもそもストレスとは?
日常生活の中で起こる心身の歪みをストレスと表現していて、心に歪みが出た場合は、気分が落ち込んだり、イライラしたり、体に出た場合は、動機がしたり、胸が痛くなったり、喉がつっかえたりする症状が出てくると言う。「一般的には脳の疲労がストレスの原因になっている」場合が多いとされ、「頭の中がオーバーヒートを起こしている、パソコンの容量がいっぱいになっているような状態」をストレスと工藤医師は例えています。
ストレスを感じやすい意外な性格の持ち主
またストレスを感じやすいのは、生真面目な人、モラルのラインが厳しい人。そして、意外なのは自信家の人なのだそう。「自信を持っているからこそ、失敗すると心が折れる。自分はこれだけ実力があるのに認めてもらえないなど、自信家ほどストレスを感じやすい」とのこと。
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