【入院から退院まで編】六本木の夜の店で働く人がコロナ陽性になったリアル、その後・・・
【退院後の心境】
「軽症だったせいか、病院からは退院後の過ごし方について特に何も言われなかったです。自宅待機とは言われていないですし、してはいけないことも言われていないです。普通に公共交通機関で帰って大丈夫だと言われました」と、Aさん。
日常生活に戻ったはずだったが、退院後も厳しい状況が待ち受けていた。
「『コロナ差別』って言葉を聞きますが、でも正直、コロナに罹った人には会いたくないですよね?治っているって理解はしていても、やっぱり怖いと思いますよ。コロナに罹る人が悪いわけではないと思いますけど、罹っていない人からしたら正直避けたいと思うはずです。しょうがないですよね」と話し、「退院できた事は嬉しいですけど、病院の外に出ても結局勤務先のお店が休業要請で休み。変わらずすることがないです」と力なく笑った。
それでも、「感染中は、お酒は免疫が下がり、その隙にコロナが襲い掛かってくるのでNG。タバコも体に良くないのでダメだと言われました。入院中は好きなものとか食べられないし、普通にお酒とかを楽しめていたことが幸せなことなんだと改めて思いました」と、日常生活を振り返った。
新型コロナウイルスの怖さについて、「自分自身どこでコロナに感染したのかわからないし、陰性結果が出たのに後からまた陽性になったというニュースも見ました。容態が急変して亡くなった方とか、コロナと分からず亡くなった方の訃報とか、信じられないようなことが起こる・・・。未知のウイルスなので、何が正しいのかわからないのがコロナの本当の怖さだと思います。だからこそ、できる限りの予防はしっかりとしていかないとですね」と注意を喚起。
「そんな状況でも奮闘してくれる医療従事者には本当に感謝しかないですね」と、目の当たりにした医療現場へ謝意を表した。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]