【メンタルヘルス】自分だけが治せるという傲慢さは・・・

タグ: , , 2019/12/3

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

 カウンセラーや精神科医などの専門家は、それぞれさまざまな考え方を持ちます。中には、「薬物療法は、絶対にだめだ」というカウンセラーもいますし、逆に、「うつには、カウンセリングには効果がない」という精神科医もいます。


僕自身は、どちらの陣営とも違う考え方を持っていますが、彼らも自分自身の経験と知識によって、自分自身の主張に自信を持っているのでしょうし、彼らのやり方を否定しようとは思いません。

ただ、例えば、「精神科医のところに行って、投薬治療もやってみたい」というクライアントさんに対し、「すべての薬には副作用がある」との主張のもとに精神科医に行くことを禁ずる、あるいは、「カウンセリングに行って十分に話を聞いてもらいたい」という患者さんに「カウンセリングには効果がない」との考え方のもとに、患者さんがカウンセリングを受けることを禁ずるなどということは、非常に傲慢なやり方だと思います。

中には、「カウンセリングに行くのなら治療はやめる」とか、「精神科での治療かカウンセリングか、どちらかを選んでください」なんて言ってしまう専門家もいらっしゃるのですが、これは、問題だと思います。

彼らが、自分の考えをクライアントさんや患者さんに説明することはかまわないと思いますが、その考えを押し付けてはいけません。

まず、クライアントさんや患者さんは、自分が望むケアを受ける権利がありますし、彼らは、自分に必要なケアを直感的に知っている場合も少なくありません。

専門家が自分の考えを説明して、その結果どういう方向を選ぶのかの判断については、最終的にはクライアントさんや、患者さんにゆだねるというのが、僕の考えです。

・合わせて読みたい→
あなたは大丈夫?パワハラ被害の会話パターン3つ(https://cocokara-next.com/stress/conversation-of-power-harassment-damage/)

関連記事

「ストレス」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム