ストレスってなに?ストレスの仕組みと体のつながりについて
ストレスによる体の反応
人間はストレスに適応できる能力がありますがこれを「ホメオスタシス(生体恒常性)」と言います。
ホメオスタシスは体を環境に適応させる機能であり、自律神経系と内分泌系、免疫系によってバランスが保たれています。そして、このバランスを崩してしまうのがストレスなのです。
ストレス刺激が加わると、脳にある視床下部が作動し、自律神経系や内分泌系、免疫系も作動し、その時々に適した状態に体を適応させます。
しかし、長期間ストレス刺激が加わり続けると自律神経系が乱れて交感神経ばかりが優位に働き、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され続けることになります。そして、ホルモンもストレス状態を防御しきれなくっていきます。
またそれだけでなく、外部からのストレッサーが免疫機能に影響を及ぼし、自律神経系と内分泌系の働きを変調させることもあります。
このようなメカニズムで体の健康を保っている自律神経系・内分泌系・免疫系が崩れてしまい、様々な不調が引き起こされます。
いかがだったでしょうか?
難しい説明となってしまいましたが、ストレスと言っても種類は様々あり、色々なストレスにさらされながら日々、生活をしていることがおわかりになったでしょうか。
また、各個人でストレスに対する感受性は違い、ストレスはいつでも、どこにでも存在するものです。ストレスをなくすことはできないため「いかに上手に付き合うか」と考え方を変える必要があります。
健康や生命に危険を及ぼすストレスもありますので、その存在に早く気づき、対処することをおすすめします。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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