ストレスの原因は睡眠に関係あり?
睡眠にも自律神経は大きく影響します
ある調査によると、眠りの悩みを抱える人は今や9割に達するそうです。すっきり眠れないのは、もしかすると「自律神経の交換」がうまく働いていないからかもしれません。よく眠るのは健康の基本だけれど、実際の生活となると睡眠はとかく軽く扱われがちです。
仕事が立て込んでいて睡眠時間を削る…なんてことはありがちですよね。しかし、深く眠ったつもりが、なんだか体が重い、昨日の疲れが取れない、なんてこともしばしばではないでしょうか。
しかし、睡眠は働きもので、眠っている間にさまざまな仕事をこなしているのです!
・成長ホルモンを分泌する
眠りについてから3時間ほ活発に分泌されるホルモンです。肌や腸などの細胞分裂や髪や爪が伸びるのを促しますが、寝入りが浅いと十分に分泌されません。
・コルチゾールを分泌
夜中から明け方に向けてじわじわと増えるのがコルチゾールというホルモンです。脂肪を分解してブドウ糖を作り、血糖値を高めます。朝目覚めたときのスッキリ気分を作り出すのがこのホルモン。
・ノンレム睡眠
ノンレム睡眠中は脳のエネルギー消費量が下がり、脳波も緩やかになります。基本的には休息状態と考えられますが記憶の固定などの働きもしているそうです。
・レム睡眠
レム睡眠中は、目がピクピク動いたり、脈拍が少し上がったりします。自律神経の働きも少し活発化し、神経系の調整をするのがこの睡眠の間と言われています。この、体と心(脳)をメンテナンスするために睡眠はわたしたちにとって必要不可欠なのです。
しかし、先ほどもお伝えしましたが、自律神経が乱れている状態、交感神経が優位に立ったままの状態だと脳が覚醒した状態のままで、眠りについたとしても体はおろか、心(脳)が真の意味で休むことも難しいのです。
[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]
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