たばこのニオイと味と色模様
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
たばこはクサくて、マズくて、そしてケバケバしいもの
テントウムシが背負っている目立つ色模様は、天敵に苦くてマズいものと印象付ける効果がある!
たばこを嫌う大きな理由としてニオイが挙げられます。口から吐き出したけむり、紙巻きたばこのフィルターを通らずに漂って来る副流煙、たばこを吸った後の呼気から臭ってきます。
使い方は限定されませんが、「香り」は英語でscentとかperfumeと翻訳される「快い」イメージ。「ニオイ」はsmellやodorという不快な臭気と思い浮かべてます。(※1)
たまたま嗅いだ匂いでむかしを思い出す時がありますよね。私は洗濯石鹸とふとんを干したあとの香りは母を思い出します。父といえば機械あぶらとたばこのニオイを直ぐに連想するのです。幼少の頃は頼り甲斐があって安心させてくれる匂いでした。けれど禁煙してから15年経った今となると、たばこのニオイは不快感が先立つようになりました。ノスタルジックな感情が薄れてしまったことは、たばこのニオイが嫌いな反面、さみしいようで複雑な思いです。
オンライン診療を禁煙外来に導入している保険組合もあるようです。(※2)けど受診者が抜け駆けしていることを見抜く方法として、たばこのニオイが役立つ場合もありそうです。喫煙者は気付きませんが、たばこを吸わない人ってニオイに敏感なのですよ!
喫煙欲求を無くすためにいろいろな方法がありますよね。禁煙を成功させる方法としてニコチンガムを噛んだりパッチを貼ったりします。ニコチンの禁断症状を抑える効果や、たばこを吸うとマズく感じさせるためです。人生で初めてたばこを吸う切っ掛けって興味本位ではないでしょうか!?
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40歳前半まで私もsmokerでしたが、初心者の頃はおいしいと思ったことなどありませんでした。その時にもっとマズいものだと強烈なインパクトを受けていれば、二度と吸うまいと嫌煙の効き目があったように思うのです。