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「次の首相」に必ず名前が上がる河野行政改革相が批判にさらされている。新型コロナウイルスワクチン担当を兼務してから7カ月。供給不足を棚に上げて否定してきた「交差接種」を突如打ち出し、東京都の小池知事が始めた「若者接種」をクサしたからだ。
河野大臣は29日の「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に生出演。ワクチン接種の1回目と2回目で異なるメーカー製を打つ「交差接種」について、「交差接種をやってもいいのかどうか。それができるかどうかを厚生労働省に見解を出してほしいとお願いしている」と発言。1回目が英アストラゼネカ製の場合、2回目に米ファイザー製や米モデルナ製を使用できるかどうかについて検討を進めていることも明らかにした。「アストラゼネカは国内生産している分が政府の手元に200万回ある。10月以降さらに増える」とし、1回目にアストラゼネカ製使用が認められれば「さらに(接種の)加速化につながる」と期待感を示した。
河野大臣は6月末に「ひるおび!」(TBS系)に生出演した際、ワクチン不足に窮した韓国が交差接種を実施するニュースを受けて「日本はやりません」と鼻で笑って一蹴していた。たった2カ月で方針転換。SNS上では後手後手対応にあきれる書き込みがあふれている。
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